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篠田桃紅
とどめ得ぬもの 墨のいろ
心のかたち
この春(2020)に107歳を迎える桃紅は、墨による「水墨抽象画」という独自のスタイルを確立し、現在も新しい表現に挑戦し輝き続ける女性アーティスト。第二次世界大戦後、当時海外へ渡ること自体が珍しい中、新しい芸術表現を求め女性単身で渡米。そこで抽象表現主義と出会い、ニューヨークを拠点としてその才能を花開かせる。帰日後も壁画やレリーフ、リトグラフ、装丁など活動は多岐にわたる。近年その生き様や味わい深い言葉にも大きな注目が集まっている。本展はそんな作者の初期から現在に至るまでを一覧できる貴重な機会となっている。3月22日(日)まで
February 2020
富山県水墨美術館開館20周年記念
夏の美術館へようこそ
幽霊と地獄
夏に幽霊や怪談が風物詩のようなったのは、祖先の霊を弔うお盆が大きな要素になったと考えられている。昔の農村ではその時季に帰ってきた不遇な霊を慰めるために「盆狂言」が行われ、それが江戸時代に歌舞伎に取り入れられ「涼み芝居」として大きな人気を博したのが、今日に伝わる流れとなった。本展ではそんな歴史の中で生み出された幽霊画や、教えとして説かれた地獄絵を合わせて見ることによって、日本において培われてきた豊かな死生感に触れることができる展示となっている。会期中、遊び心のある仕掛けや、講談師による「四谷怪談」の講演もあり、夏休みに家族そろって楽しめる内容となっている。会期は9月1日(日)まで。
July 2019
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